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トコジラミに刺された跡の見分け方|場所・並び方・かゆみが出るまでの時間差と、跡以外で確かめる方法
公開 トコジラミ

朝起きたら、手首や首、足首に赤くかゆい跡がいくつもできている。蚊にしては数が多く、並んでいるようにも見える。寝ている間に何かに刺されたのは確かでも、部屋を見回して虫は見つからない。
刺された跡だけで、何の虫かを決めることはできません。厚生労働省の研修会で日本環境衛生センターが示した資料も、皮疹だけで原因の虫を特定するのは皮膚科の専門医でも難しく、確かめるには虫・抜け殻・シーツの血痕などを見つける必要があるとしています。ただ、刺された場所・跡の並び方・かゆみが出るまでの時間を見ると、トコジラミを疑うべきかどうかはかなり絞れます。そのうえで、寝具のまわりに残る痕跡を探せば、はっきりさせられます。
この記事では、日本皮膚科学会・厚生労働省・保健所の資料をもとに、次の順で整理します。
- トコジラミの刺され跡の特徴(場所・並び方・時間差)
- ダニ・ノミ・蚊との見分け方
- かゆみの手当てと、皮膚科を受診する目安
- 跡以外で確かめる方法(血糞・抜け殻・卵・虫そのもの)
- トコジラミだったときに、次にすること
トコジラミの刺され跡の特徴
刺されるのは、寝ている間に出ている肌
トコジラミは、昼は隙間に潜み、夜になると出てきて血を吸う虫です。日本皮膚科学会は、トコジラミは寝ている時に肌の出ている首や腕、手などから吸血するので、そこにかゆいブツブツが出ると説明しています。東京都の資料も「寝ている人の手や足、首など露出している部分」から吸血するとしています。
豊島区池袋保健所の資料は、刺される場所を「足・手・腕・首」とし、お腹を出して寝ていればお腹も刺されると書いています。服の中に潜り込むことはほとんどありません。パジャマの袖口や襟元、裾から出ている部分に跡が集まっていれば、トコジラミを疑う理由になります。
跡が近くに並ぶことが多い
厚生労働省の研修会資料(日本環境衛生センター)は、刺し口について次のように説明しています。
- 刺し口が2か所並ぶと言われるが、いつも2か所とは限らない。1〜7か所という報告もある
- 1回の吸血に10分以上、ときに20分かかるため、途中で刺す場所を変えることがある
- 袖口や襟元から口を伸ばして吸うことが多く、寝ている人が動くたびに刺す場所が変わる
- そのため、袖口や襟元に沿って、近くに複数の刺し口が直線状に並ぶことが多い
同じ資料は、肌の出ている部分に近接した皮疹が並んでいる場合はトコジラミを疑ってみる必要があるとしています。ただし、並んでいないからトコジラミではない、とは言えません。
この記事の作成方針
複数の駆除事業者が公表している料金表と、環境省・自治体の公開情報をもとに作成しています。掲載している費用は目安であり、実際の金額は建物の構造・地域・被害状況により変動します。



