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アライグマのフンの見分け方と片付け方|アライグマ回虫の国内の状況、触らずに処分する手順、自治体の防除
公開 アライグマ

庭の隅や物置の屋根、ベランダに、犬のフンのような太めのフンが落ちている。屋根裏をのぞいたら、フンと一緒に天井のシミが広がっていた。近所でアライグマを見かけたという話も聞く——。
アライグマのフンかもしれないと思ったとき、多くの人が気にするのが「アライグマ回虫」です。北米では、アライグマ回虫による重い病気の報告があります。一方で、日本の野生のアライグマについては、国の資料が示している状況が少し違います。
この記事では、国・自治体・国立感染症研究所の資料をもとに、次の順で整理します。
- アライグマのフンの特徴(公的資料で分かる範囲)
- アライグマ回虫など、衛生面で国内について分かっていること
- 触らずに片付ける手順
- 外来生物法に基づく自治体の防除と、相談先
アライグマのフンの特徴
公的資料に書かれていること
農林水産省の「野生鳥獣被害防止マニュアル(中型獣類編)」(2024年3月)には、フンから動物を見分ける流れ図が載っています。アライグマについては、次のように整理されています。
| 見るところ | アライグマのフン(農林水産省のマニュアル) |
|---|---|
| 太さ | 太め |
| 形 | 両端の形がほぼ同じ |
| ある場所 | 場所を選ばない(野外)。天井裏にもある |
| 中身 | 植物の種が含まれていることがある |
アライグマは雑食で、果実、野菜、穀類のほか、小型の哺乳類、鳥、カエル、魚、昆虫なども食べます(環境省「アライグマ防除の手引き」)。同じ手引き(2025年改訂版)は、夏は動物質を、秋は植物質を多く食べる傾向があるとしています。秋に見つかるフンに果実の種が混じっているのは、こうした食性と合います。
ただし、農林水産省のマニュアルは「糞は時期や食べ物によって色や形状が変わる」「このフローはすべての条件にあてはまるものではない」と断っています。フンの見た目だけで決めないのが基本です。
「ため糞」をするかどうか
ハクビシンやタヌキは、決まった場所に何度もフンをする「ため糞」の習性があります。アライグマはどうでしょうか。
この記事の作成方針
複数の駆除事業者が公表している料金表と、環境省・自治体の公開情報をもとに作成しています。掲載している費用は目安であり、実際の金額は建物の構造・地域・被害状況により変動します。






