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ヤモリのフンの見分け方|白い部分で分かる正体と、片付け方・来なくする方法
公開 症状から調べる

窓ガラスの下や玄関の壁、ベランダの手すりに、小さな黒い粒が付いている。よく見ると、粒の端に白いものがくっついている。夜、窓の外の明かりのそばに、小さなトカゲのような生き物が張り付いているのを見たことがある——。
その粒は、ヤモリのフンかもしれません。ただ、家のまわりで見つかる黒い粒には、コウモリやネズミのフンもあり、どれなのかで、やることが大きく変わります。
この記事では、自治体・動物園・厚生労働省の資料をもとに、次の順で整理します。
- 白い部分を手がかりに、ヤモリのフンかどうかを確かめる
- コウモリ・ネズミのフンと見分ける
- 衛生面で気をつけることと、片付け方
- ヤモリを来なくする方法と、気にしなくてよい場合
- フンがコウモリやネズミのものだった場合にすること
ヤモリのフンの特徴:端の白い部分を見る
白い部分は「固まったおしっこ」
ヤモリのフンを見分けるいちばんの手がかりは、黒っぽい粒の端に付いた白い部分です。
横浜市の野毛山動物園は、ヤモリのものと思われる糞について、先に付いた白い塊は尿酸、つまり固まったおしっこで、このように固まったおしっこをするのはトカゲの特徴だと説明しています。ネズミやコウモリのような哺乳類のフンには、この白い塊は付きません。
| 見るところ | ヤモリのフン |
|---|---|
| 色・形 | 黒っぽい粒。端に白い塊が付いている |
| 大きさ | ネズミのフンと似た大きさ(野毛山動物園)。大きさだけでは見分けにくい |
| 見つかる場所 | 窓ガラスや窓枠、外壁、玄関まわり、ベランダの手すりや物の上など、ヤモリが張り付く場所の近く |
ヤモリはどんな生き物か
家のまわりにいるヤモリは、主にニホンヤモリです。兵庫県のレッドデータブックによると、成体の頭胴長は50〜60mmほどで、尾もほぼ同じくらいの長さです。三鷹市は体長10cmほどと紹介しています。
三鷹市によると、ニホンヤモリは自然の森にはすまず、人家のまわりで暮らす生き物です。家に集まる虫を食べることから、昔から家を守る生き物として大切にされてきたとされています。
コウモリ・ネズミのフンとの見分け方
窓の下やベランダで見つかる黒い粒は、ヤモリのほかに、コウモリやネズミ、ゴキブリのこともあります。まず白い部分があるかを見て、なければ次の表で絞ります。
| 見るところ | ヤモリ | コウモリ | ネズミ |
|---|---|---|---|
| 白い部分 | 端に白い塊が付いている | 付かない | 付かない |
| 大きさ | ネズミのフンと似ている(野毛山動物園) | 5〜10mm前後(京都市、東京都ペストコントロール協会) | ドブネズミ10〜20mm、クマネズミ6〜10mm、ハツカネズミ4〜7mm(町田市保健所) |
| 硬さ・中身 | 虫を食べるので、虫のかけらが混じることがある | もろく崩れやすい。中は虫の羽や脚のかけら | 硬く崩れにくい。ネズミ自身の毛が混じる |
| 落ち方 | 張り付いていた壁や窓のまわりに | 出入り口の真下に、毎日少しずつ増える | 家の中の通り道に沿って点々と |
いちばん間違えやすいのは、白い部分が見当たらない粒です。京都市の資料によると、アブラコウモリの糞とクマネズミの糞はどちらも5〜10mm前後で、見た目も似ています。ヤモリも虫を食べるので、つぶして虫のかけらが出てきても、それだけではコウモリとは決められません。
迷ったら、次の順に見てください。
- 数粒をまとめて見る:端に白い塊が付いた粒が混じっていれば、ヤモリが疑われる
- 増え方を見る:いったん全部片付け、翌朝もう一度見る。同じ場所に毎日まとまって増えるなら、真上にコウモリの出入り口がある可能性がある(東京都ペストコントロール協会は、コウモリの糞は夏の時期に軒先や屋根の下に落ちていることが多いとしている)
この記事の作成方針
複数の駆除事業者が公表している料金表と、環境省・自治体の公開情報をもとに作成しています。掲載している費用は目安であり、実際の金額は建物の構造・地域・被害状況により変動します。







