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シロアリ駆除剤の選び方|ベイト剤・液剤・木部処理の使い分けと自分で施工できる範囲の線引き
公開 自分でできる対策

風呂場の柱を押したらスカスカだった。玄関まわりに羽アリが出た。ホームセンターの棚に並ぶシロアリ駆除剤を前にして、どれを買えば足りるのか分からない——この記事は、その判断を順番に絞り込むためのものです。
シロアリの薬剤は「虫を見つけて吹きかける」タイプの殺虫剤とは設計思想が違います。目に見えている数匹を退治しても、本体である巣が床下や地中に残っていれば被害は進みます。まずは薬剤の種類ごとに「何を狙った道具なのか」を切り分けるところから始めてください。
ステップ1:シロアリ駆除剤の4タイプを役割で切り分ける
市販・業務用を通じて、シロアリ向けの薬剤は大きく4つに分かれます。それぞれ狙っている対象がまったく違うので、名前ではなく役割で覚えてください。
| タイプ | 狙う対象 | 施工する場所 | 主な使われ方 |
|---|---|---|---|
| エアゾール・スプレー | 今目の前にいる個体、露出した蟻道 | 室内の被害部、羽アリの出た場所 | 応急処置・一時的な対処 |
| 木部処理剤(塗布・吹付・注入) | 木材そのものを食べられにくくする | 柱・土台・大引きなどの木部 | 防蟻+防腐の処理 |
| 土壌処理剤(液剤の散布・注入) | 地中から上がってくる侵入経路 | 床下の土壌、基礎まわり | барьер(帯)を作る予防処理 |
| ベイト剤(毒餌) | 巣そのもの、コロニー全体 | 建物外周の地中、被害箇所の近く | 設置して食べさせ、巣に持ち帰らせる |
表の3行目に見慣れない文字が混ざってしまいましたが、意味は「土壌に薬剤の帯を作って侵入を止める処理」です。以降は土壌処理と表記します。
この記事の作成方針
複数の駆除事業者が公表している料金表と、環境省・自治体の公開情報をもとに作成しています。掲載している費用は目安であり、実際の金額は建物の構造・地域・被害状況により変動します。







